債務整理や自己破産の体験談。これを読んで借金地獄に落ちないようにしてください。

結婚前に分かって良かった

婚約者の家をマップで調べると築年数の若い一軒家、駐車場に置いてあるのは外国車、庭の手入れもしっかりしてあったため、これなら、親を連れて行っても問題はないだろう。 私の両親、「先方の親御さんは、何をされている人なの?」 私、「定年退職したらしいよ」 私の両親、「退職されるまでは、何をされていたの?」 私、「〇〇に勤めたてみたい」 私の両親、「〇〇にお勤めだったなら問題は無いわね」 両親を連れて婚約者のお宅に伺うと、 婚約者の母親、「良く来てくれました」 婚約者、「上がって下さい」 初めて上がらせてもらう婚約者の実家、外見はマップ通りにキレイ、家の中も玄関にお花が飾られるなどキチンとしたお宅だった。 私の母親、「お父様は?」 婚約者の母親、「スイマセン、主人は急に仕事が入ってしまいまして」 婚約者からは定年退職をしたと聞かされていたのだが、急な仕事とはなんだろう? 初対面で探るようなことはマズイと思い、婚約者の父親のことを聞くのは控えた。 婚約の挨拶を終え、車に乗り込むと 婚約者の母親、「また、いらして下さい」 私の母親、「ありがとうございます、うちの方にもいらして下さい」 互いに手を振り別れた。 婚約者と、その母親が見えなくなると 私の母親、「あの子で良いの?」 私、「どうして?」 私の母親、「娘の婚約の挨拶に父親がいないなんてオカシイでしょ?」 私の父親、「駐車場に停まっていた車、暫く乗ってないだろ?」 それは私も気付いた、車のタイヤはエアーがかなり抜け、ワイパーは錆びていた。 両親が婚約者の父親に付いて調べると、多額な借金を抱えていることが判明、しかも、婚約者と婚約者の母親が保証人になっていた。 そのことを何も聞かされていない私は、慰謝料を支払い婚約を解消した。

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