学生時代のことです。友人が一人暮らしをするにあたってお金が足りないので学生ローンのお世話になっていました。それも、どのようにしたのか知りませんが3つの学生ローンからお金を手配していたのが後でわかったのです。合計すると500,000円と言うのでどうするだけではなかなか返すことが難しい状況。そこで、何とか彼を助けてあげようと言うことになったのですが、いかんせん、彼らを助けようにも彼から私たちが返してもらうことが難しいなと言うのも実態。結局10人で50,000円ずつフォローすることにしたのですが。学生にとって50,000円と言うのも非常に高いハードルです。しかしながら彼が利子を払うことを考えると致し方ないので学生ながらもわれわれは自己防衛と言うことで借用書を作り、何かあったら彼の親にきちんと面倒を見てもらうと言う念書までつくりました。ここまでしてあげると彼もさすがに自分自身でなんとか働きながらお金を用意しないといけないと考えたようで結局1年間かけて500,000円を友人全員に返済することになりました。大学の勉強をしながらアルバイトをし、借金返済の大変だった思いますがそもそも元凶彼自身の生活です。なぜそんな借金をすることになったのかは誰も聞くことができませんでしたが、若い時にまさかの借金をしてしまうと本人も見に染みるのか、今ではきちんとした生活を送っていますし、我々も簡単にお金を貸すようなことをしてはならないと考えている次第です。