債務整理や自己破産の体験談。これを読んで借金地獄に落ちないようにしてください。

家族を救うために始めた借金が、気づけば自分を追い詰めていた話

私の友人の話になりますが、家族のためにと軽い気持ちで始めた借金が、気づけば自分自身を追い詰める状況になってしまったという体験があります。普段は堅実でお金の管理もしっかりしていた人だったので、詳しく話を聞いたときは本当に驚きました。けど、話を聞いてみると「そういう流れなら誰でも陥る可能性がある」と感じた内容でした。
きっかけは、友人の母親が突然体調を崩し、長期間仕事を休むことになったことです。家計の中心だった母親の収入が途絶え、家族全体の生活が一気に苦しくなりました。友人自身も働いてはいましたが、アルバイトに近いパート収入だったため、家計の穴を埋めるには足りず、毎月の生活費や家賃の支払いがギリギリになる状態が続きました。
最初に利用したのは、銀行のカードローン。限度額もそこまで高くなく、「必要なときに少し借りて、来月返せばいい」という軽い気持ちだったそうです。最初の一本だけなら、本当に返済できていたと思います。ところが、母親の休職が長引き、生活費の不足が続いたことで、気づけばカードローンを毎月の生活費の一部として頼るようになってしまいました。
その状態が続くと、当然返済が追いつかなくなります。毎月の返済日に最低額だけ支払い、また生活費が足りないからと追加で借りる。その繰り返しで残高が減らないどころか、気づけば限度額いっぱいになってしまいました。そこで焦って、別の会社の消費者金融にも手を出してしまったのが悪い流れの決定打でした。
借金が2社に増えると、返済額も増え、さらに生活費が足りなくなる。足りないぶんはまた借りる。本人は「いつか返せる」と思っていたそうですが、実際は借金のために働いているような状態になっていきました。
さらに悪いタイミングで、母親の治療費も必要になり、病院に支払うためにまた少額を借りたそうです。親を助けたい気持ちと、自分の生活を守りたい気持ちが重なり、友人はどんどん追い詰められていきました。そんな状態が1年以上続いた頃、返済が本格的に厳しくなり、毎月の返済日が近づくたびに胃が痛くなるほどストレスを感じるようになったといいます。借金が減らないことへの焦りだけでなく、「支払いに遅れたらどうしよう」という不安が常に付きまとい、借金のことを考えたくないのに考えずにはいられない日々だったと伝えてくれました。

最終的に、友人は信頼している知人に相談し、その人の勧めで「債務整理」という方法があることを初めて知ったそうです。最初は「自己破産のこと?」と思って怖がっていましたが、実際には任意整理というもっと負担の少ない方法があり、毎月の返済を大幅に減らせる可能性があると知って、ようやく専門の窓口に相談する決意を固めました。
専門家に相談したところ、複数の借金を整理する形で毎月の返済額が大きく下がり、利息の負担も減ることになりました。手続き自体も思っていたよりスムーズで、長いあいだ借金の不安に押しつぶされそうだった気持ちが一気に軽くなったといいます。「もっと早く相談すればよかった」と言っていたのが印象的でした。

現在は、無理のない範囲で返済を続けながら生活も安定し、母親の体調も落ち着いているそうです。借金をしたことに対する後悔は残っているようですが、「借金は誰でも陥りうる問題で、相談すれば必ず道はある」と今では前向きに考えられていると話してくれました。

この友人の体験を聞いて、借金は本人のだらしなさだけでなく、家族の事情や予期しない出来事から誰でも始まってしまう可能性があると感じました。そして、追い詰められる前に相談した方がいいということも強く実感しました。借金問題は恥ずかしいことではなく、早めに向き合えば解決に近づくものなのだと思います。

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