夜のお店(キャバクラ)のアルバイトで知り合った友人の借金返済の体験です。友人は昼間は中堅家電メーカーで正規社員として働いていたので、生活に困っているというわけではありませんでした。けれど、結婚をする予定だった当時の彼氏が、ギャンブルで借金を抱えているということを知り大げんか。それでも、一緒になりたいと思ったので、彼氏の借金を1年間で返済するという計画を立てました。そして、昼間の仕事にあまり支障なくできて高時給がもらえるということで、キャバクラへ入店しました。会社の同僚に知られるのは嫌だったので、あまり若い子が出入りしないけれど廃れてはいない落ち着いたお店を選んだということでした。私たちの働いていたお店は、ママの知り合いの地元の企業や役所関連の常連さんが頻繁に来るお店だったので、たった週に2日のアルバイトであっても重宝され働きやすかったです。またお店は繁盛していたので、お客さんに電話をかける・メールのやり取りをするなどという営業はほとんどしなくても良いという点でも掛け持ちで働くのにもってこいでした。ママの妹さんがコンパニオン会社を経営していたので、時々短時間で高時給のアルバイトを頼まれることもあり、臨時収入としても助かりました。そして彼女はアルバイトのほぼ全額を毎月8万円以上を返済に充て、無事に1年以内に全額返済することができ、スパッとお店を辞めていきました。けれど彼氏の借金を返済したのは全て彼女一人だけで、彼氏はおんぶに抱っこ状態。その後その彼氏と結婚しましたが、借金をする癖は直らなかったようで、度々もめてついに離婚してしまいました。借金をするのは仕方がなくても、借金を返済できない人はいつまでたっても借金を繰り返すのだということを感じました。