債務整理や自己破産の体験談。これを読んで借金地獄に落ちないようにしてください。

借金の末に逃亡

当時は独身でお付き合いをしていた男性と一緒に仕事をしていました。
新しい仕事を始めるための資金が少し足りなくて、ついお手軽に申し込みから振り込みまでできるネットキャッシングをしてしまいました。
仕事はなんとか順調にいき、返済をしながらも赤字にはならずにすんでいました。
もうすぐ返済も終わろうとしている頃、彼に誘われるままにFXで持ち金を使い果たし、その彼が追加の資金をくれたのですが、FXなんて、素人がそんなに軽々しくできるものではありません。結局その資金も使い果たしました。
またしてもネットキャッシングを、そうすると金融業者から定期的に融資額増額のメールが来るようになりました。借金総額100万円を超えたとき恐くなり、逃げました。
しばらくは住民票も移さずに働きながら返済を続けていたのですが、体調をくずして収入が減ると当然借金返済どころではなくなり、返済をしなくなりました。
数年が経ち、住民票を移したとたんに債権譲渡、回収会社からの封書が何度かとどきましたが、無視してしまいました。
そこからまた数年がたち、とうとう簡易裁判所からの通達がきてしまいました。
利息を含めると200万円を超えていました。
もう逃げることはできないと覚悟をし、ネットで債務処理のための弁護士を探していたら【消滅時効の援用】を見つけました。
消滅時効の援用について調べてみると最終返済日から10年が経っているのでどうにかなるのではないかと、弁護士ではなく費用の安い司法書士さんに相談して手続きのすべてをお願いしました。
数週間ほどかかりましたが『時効援用成功です』のお知らせをいただき、司法書士さんのおかげで簡易裁判所から訴訟取り下げの通知も受け取りました。
借りたくせに返せない、返さないことで自暴自棄になりそうなこともありました。
気軽にキャッシングをすることの恐ろしさを学びました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。