仕事を終え家に帰ったらタバコの匂いがしたため、 私、「今日、誰か来たの?」 妻、「保険屋さんが来た」 私、「また、保険に入るの?」 妻、「違うわよ、保険料の安い保険の見直しが出来ないか、相談をしただけ」 私、「それなら良いけど」 翌日、仕事を終え家に帰ったら、またしてもタバコの匂いがしたため、 私、「今日も保険屋さんが来たの?」 妻、「そうよ、パンフレットをわざわざ届けてくれたの」 リビングのテーブルには、保険屋さんが持って来てくれたパンフレットが置いてあった。 私、「保険料は安くなるの?」 妻、「まだ迷っている」 その翌日、仕事を終え家に帰ったら、またしてもタバコの匂いがしたため、 私、「保険屋さん来てたの?」 妻、「そうよ、どうして?」 私、「今日もタバコの臭いがしたから」 妻、「えっ!?タバコの匂いに気付いたの?」 私、「気付くよ、僕、タバコが嫌いだから」 その翌日、仕事を終え家に帰ったら、タバコの匂いはしなかった。 私、「今日は保険屋さん来なかったの?」 妻、「うん、タバコの臭いはしないでしょ?」 私、「うん、しない」 食事の用意をしてくれた妻が、自分の部屋に入って何かコソコソ話をしている、誰と話をしているのだろう? そのことを会社の同僚に話すと、 同僚、「大丈夫か、奥さん浮気をしてないか?」 そう言われると不安になった、なぜなら、私がタバコの匂いを指摘した翌日から、タバコの匂いがしなくなったから。 妻の不倫を疑った私は、妻が良く居る台所と妻の部屋に盗聴器を仕掛けると、妻は不倫をしているのではなく、義父からお金を無心されていた、家でタバコを吸っていたのは保険屋さんではなく義父だった。 妻、「もうお金は貸せない」 義父、「あと10万で良い、頼む貸してくれ」 妻、「貸してくれって、1度も返してくれないじゃない」 義父、「まとまったお金が入ったら返すから」 妻、「前もそう言って、100万円を貸したでしょ、そのお金、A君(私のこと)が汗水垂らして稼いだお金なのよ」 義父、「頼むよ、あと10万で良いんだ」 妻、「今まで幾ら貸したと思っているの?300万以上貸してるよね」 300万円も貸してるのか!!お金が帰って来なかったら、どうするんだ! 盗聴で知ったことは妻に言えない、妻も義父の借金のことを私に言わない。